- 2023.10.02
美容サロン事業M&Aによる “後継者問題” の解決に関する解説
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後継者問題は美容サロン事業に限らず、様々な業界において将来の課題として認識されています。
特に過疎化の進む地方郊外特有の問題と考えられがちですが、実際には都市部でも当たり前のように起きており、サロンM&Aネットへのご相談も日々増加傾向にあります。
この記事では、美容サロンの “後継者問題” の解決に向けてM&Aがどのように役立つか、わかりやすく解説いたします。
なお、この記事は事業譲渡スキームを前提とした概要説明に留めております点をご留意ください。
社会問題となっている “後継者問題”
地方郊外での過疎化が取り沙汰される近年において経営者の高齢化や家族内での後継ぎがおらず、M&Aによる後継者探しが年々増加しております。
この後継者問題は美容サロン事業に限らず様々な業種においての社会的課題となっております。
また少子化問題や就業先としてのサービス業離れも顕在化しており、昔の様に「親から子」への承継も一般的ではなくなりつつあります。
これらの状況を受け美容サロンの閉店という選択肢も増えている状況ですが、生活の上で必要不可欠なサービスと言える理美容院は地域のインフラ的役目も果たす重要な施設です。
また長年に渡り苦楽を共にした従業員の雇用や取引先を守る上でも、単純に閉店するという選択肢は選びづらいものです。
サロンM&Aネットでも日々多くの理美容院オーナーより後継者問題の解決にむけたご相談を頂いており、様々な解決方法をご提案しております。
事業売却に対する世間の印象変化
一昔前では「事業を売却する」という行為に対して否定的な風潮もありましたが、現代においては後継者問題の解決手段として当たり前となりました。
前述の通り、地域におけるインフラとも言える理美容院が無くなってしまうことは、その地域で生活を営む人々にとって不便を生んでしまいます。
またこの少子高齢化の時代における後継者問題の解決策として一般的となったことも大きな要因です。
もちろん経営者が変わることにより今まで提供出来ていたサービスやコミュニケーションの全てが継続出来るとは限りません。
しかしながら、新たな経営者に変わると言うことは悪いことばかりではなく、今の時勢に合った新たなサービスを生み出すことにより地域の人々に新たな喜びを提供する大きな可能性も含めています。
事業を後継者に託すことでのメリットも多い
サロンを閉めると言葉で表現するのは簡単なことですが、現実的にはとても大変な作業を伴いますし、それなりに出費も伴います。
例えば閉店により使わなくなった各機材は放置による老朽化に伴い、いずれ廃棄しなければならなくなるでしょう。その際は産業廃棄物の処分のための費用が発生します。
もし賃貸している物件の場合は、解約の手続きや「原状回復」と呼ばれる空き家に戻すための高額な費用が発生する場合も多くあります。
それによって多くの時間を費やしたり、今後のために残していた資金が想定外に目減りしてしまう可能性があります。
対して美容サロン事業の売却が叶うことで、それらの手間が大きく減少することに加え、売却による利益が生まれ今後の資金が増加するメリットなど、以下のような様々なメリットが想定されます。
・店内にある什器備品は全て買い取って頂くことができる
・店舗の契約と内装は現在のまま引き継いでもらえる
・現在の取引先の継続取引も検討してもらえる
・従業員の雇用継続をしてもらえる(譲渡の前提条件とする場合が多い)
・サロンの業績や体制を鑑みて売却益を得られる
・契約内容次第では売主も業務委託などの形で今までのお客様を担当できる
M&Aは短期間で決まる場合もあれば長期的な取り組みを要する場合もあります。
サロンM&Aネットのフルサポートプランでは、後継者問題を抱えたサロンのM&Aを多く成約してきた専任コンサルタントがしっかりとサポートいたします。
セルフプランをご利用の際もお電話やメールにてサポートいたします。
今後の後継者に関して少しでも不安がある場合は、1日も早くサロンM&Aネット事務局までお気軽にお問い合わせください。
さいごに
サロンM&Aネットは、美容サロン事業を営む皆様の事業承継に関するお悩みを全力でサポートいたします。
「M&Aは初めてだから不安だ」という気持ちは当たり前のことです。
私達は美容サロン事業に特化したM&A仲介事業者として、15年以上に渡る豊富なサポート経験がございます。
M&Aに限らず、出店や閉店に関するお悩みやお困りごとがございましたら、無料相談を受け付けておりますので、お電話やお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
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