2022.10.14

事例紹介その4 ~(大阪市内)個人ヘアサロンから大手チェーンへの参加事例~

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成功事例

この記事では、「美容サロン事業M&Aの事例紹介」として、サロンM&Aネットによるご支援により成約となった事例をご紹介いたします。

事業譲渡の際に生じた課題点が「専任コンサルタントによる課題解決サポート」によって解決した参考事例です。

 

売却を決断した背景~人員不足による「経営」の重み~

本件は大阪市内有数の商業エリアに位置する個人サロン(以下、「本件サロン」)で、売り手様(以下、「売主」)は、個人事業主としてサロンを営んでおりました。
売主は本件サロンでのサロンワークに従事しており、長年の経験から美容知識のみならず技術やスタイルにおいてもコンテスト受賞歴やファッションショーのモデルヘアを担当するほど習熟したオーナースタイリストです。
本件サロンは髪質改善を強みに高単価・高リピート率で順調に利益を生み出しており、オーナーのこだわりが詰まった優良サロンでしたが、大きな悩みを抱えていました。それは人員不足です。
サロンを経営している以上は経営者としての業務をやらなければいけないものの、人員が不足しているために時間を捻出するのが困難であり、悩み抜いた結果として事業の売却を決意しました。

 

大手チェーンと売主のメリットが合致

本件の買い手となる大手チェーンは関東地方を中心にサロンを展開しており、大阪を中心とした関西圏への足がかりを求めていました。対して売主は根っからの職人気質であり、人員不足で経営のために費やす時間がないことから事業の売却を決意したのは上述の通りです。
よって、経営を担う大手チェーンと、サロンワークへの情熱が高い売主のマッチングは双方にとって大きなメリットを生み出しました。

まず売主は、売却するサロンの店長として引き続きサロンワークに従事することになりました。そして買い手である大手チェーンは大阪府内を中心に集中出店する方針を固め、土地勘のある売主に店舗開発業務と大阪エリアのマネージャーとしての重要な役割を依頼しました。
結果として売主は1人業務のオーナースタイリストではなく、長年培ってきた経験と技術を複数サロンとスタッフに伝え支えていく美容業界にとって重要な教育者となり、収入もオーナー時代よりも大幅に増加しました。

 

M&A後に元オーナーが参加するスタイルは多数派に

ヘアサロンに限らず、美容サロンM&A後のオーナーが、売却したサロンで働くスタイルは一般化しています。
美容師資格保持者の不足が叫ばれる昨今、美容業界での経験豊富であり、経営の大変さや利益の重要性も良く知るオーナースタイリストの存在はとても価値の高いものです。

一昔前は「自分が手放すサロンで働くことは格好悪い」と感じた時代もありましたが、今は違います。買い手としてもサロンの顧客や地域性を良く知る元オーナーによる支援は大変心強いものであり、最近ではサロンM&Aネットが支援した案件の多くで本件同様に元オーナーが継続勤務しております。

美容サロンのM&Aとは「売って終わり」「買って終わり」ではありません。大切なのは引き継いだ事業が一層成長し、より多くのお客様に喜びや心の豊かさを提供することで働く人々の生活も豊かにしていくことです。

 

さいごに

サロンM&Aネットは、美容サロン事業を営む皆様の事業承継に関するお悩みを全力でサポートいたします。

M&Aは初めてだから不安だ」という気持ちは当たり前のことです。

私達は美容サロン事業に特化したM&A仲介事業者として、15年以上に渡る豊富なサポート経験がございます。

M&Aに限らず、出店や閉店に関するお悩みやお困りごとがございましたら、無料相談を受け付けておりますので、お電話やお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

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